八百材舎(やおざいや)

八百材舎(やおざいや)

ジャンル 篠山産木材(里山資源)の八百屋さん
住所 兵庫県丹波篠山市垣屋 159-2
TEL 090-2068-8167
メール info@yaozaiya.com
取扱内容 原木丸太や枝丸太・薪・土・チップなど、里山資源を無駄なく「素材・商材」として販売しています。
特徴 八百材舎は、篠山産木材(里山資源)の八百屋さんです。八百材舎は、地域の里山資源を提供したり、その活用方法について学べる場です。八百材舎は、新しい木材活用の情報発信となるようなプラットフォームでもあり、兵庫県・篠山市の山林で学びの機会を用意し、また林業従事者の受け入れ窓口にもなるなど、森と街を“普段使い”によって結びます。
備考
公式サイト https://www.yaozaiya.com/

 

「八百材舎」は、木材を野菜のように直接触れることができ、そしてクリエイティブに発想・製作できる原材料(素材)を提供するなど、言わば「木材の八百屋さん」的な場です。

新しい木材活用の情報発信となるようなプラットフォームをつくり、それを入り口に山林で学びの機会を用意し、また林業従事者の受け入れを増やすことも目的としています。

八百材舎 訪問記

山は資源の宝庫です。たくさんの樹木が茂り、多くの生き物が生息しています。ただ「他のモノのほうが安く済む」などの理由で、その資源は活用されることがありません。

ひのきや杉の間伐材、山を開いた時に出てくる木材。そろそろ寿命を迎える桜の木(ソメイヨシノ)など、たくさん廃材となって捨てられています。それらを材木種・部位・大きさごとに分け、必要とする方との橋渡しをしたい。そういう思いでこの八百材舎はできた、とおっしゃっていました。「材木をまるで八百屋さんのように」そこから八百材舎という名前はできたのだそうです。

「この一角がクヌギ、こちらが桜の木、あれが松です。すべて丹波篠山の木です」
代表の内田さんが、とてもうれしそうに説明されました。都市部では、ひのきの葉がほしい、枝がほしいなど、田舎では考えられないような要望もあるそうです。

売れ残った材木は、虫さんたちが食べることで自然と腐葉土になっていきます。その腐葉土も、ゆくゆくは販売されていくようです。自然には捨てるものがありませんね。

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