飯阪農園(めちゃうま農園)
ジャンル | 農業生産者 |
住所 | 大阪府和泉市坪井町 |
特徴 | 親子2代続くしいたけ農家 |
備考 | 【理念】どんな人でも、皆が安心して食べられるものをつくる |
公式サイト | Facebook(個人) : https://www.facebook.com/makoto.iisaka.9 |
親子2代続くシイタケ農家 飯阪農園
和泉市坪井町でシイタケ原木栽培に取り組む「飯阪誠」さんに話を伺いました。飯阪さんは卒業後サラリーマンを経験し、稼業であるシイタケ栽培をお父さんと一緒に始めました。
近年菌床栽培が増える中、原木栽培にこだわる飯阪さん。菌床は、栄養剤や添加剤の入った培地で育てるため、生育期間も短く効率的。しかし、菌は原木で木自体の栄養を摂取しながら育つほうが自然な姿。そのため、飯阪さんは菌糸を培養した駒菌を原木に埋め込む方法にこだわります。この場合、埋め込んだ駒菌の菌糸が原木全体に蔓延し、原木の内側から至る所、樹皮を破ってシイタケが発生。駒菌を埋め込んだ後、シイタケが顔を出すまで約2年。木の養分をたっぷり吸収して出てくるため、うま味も香りも栄養も他の栽培方法とは比べものにならないほど。ビタミンDの含有量は一般的なしいたけの5倍もあるんだとか!
美味しく、安心な農作物を届けたい、という。シイタケのほかに、同市内の農業団地などですべて農薬不使用の自然農法で栽培。春はジャガイモ・玉ねぎ・筍、夏はしし唐、ピーマン、ミニトマト等を露地栽培し、秋から冬にかけて椎茸に力を注ぎます。
近年はWWOOF※から「ウーファー」を受け入れ農業指導もしたりと広い活動をしています。順風満帆な毎日に思えたが昨年関西を襲った台風が倒木と言うとんでもない被害をもたらしました。
椎茸栽培の場所を半分失い、年が明けても手つかずのまま放置されたまま。どうにかするのにも人手、重機、資金等個人ではどうしようもなく行政、森林組合等力添えを頼むも中々捗らず頭を抱えています。このまま放置すればサンショウウオが生息する沢が汚れていくのも心配しているとのこと。30~40年物の杉、檜活用できる方があればお声掛け抱ければと仰る飯阪さん。私達もほんの少しでも力になれればと応援していきたいと思います。
※WWOOF(ウーフ)
農業体験と交流のNGOで、有機農家のもとに行き、労働する代わりに食事と宿泊を提供してもらう仕組み。手作業が多く人手不足になりがちな有機農業を営む人を支援しており、都会に住む人たちや海外の方と国内、海外を問わず農業に興味を持つ人を増やし、将来の農業人口を増やす支援をしています。
購入方法
直売所「葉菜の森」: http://hananomori-osaka.com/
いずみの国いつくしみ市: http://www.kobozhi.com/moyoshi/itsukushimi/
Facebookメッセンジャーで問い合わせすると購入可能